副業では「トラブル対応の質」が信頼を左右する
IT副業では、スキルよりも
「トラブルをどう扱うか」が評価を大きく左右します。
なぜなら、
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クライアントの指示不足
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認識のズレ
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スケジュール変更
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修正の行き違い
など、仕事が複数人で進む以上、トラブルは避けられないからです。
この記事では、副業者が遭遇しやすいトラブルを種類別に整理し、
実際に使える対応テンプレートまでまとめます。
副業でよくあるトラブルの種類
1. 要件の認識ズレ
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「修正点が違う」
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「思っていたデザインと違う」
2. 納期関連のトラブル
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期限が急に短縮される
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自分が遅れてしまう
3. 修正が多すぎる
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無制限に依頼が来る
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作業範囲が広がる
4. コミュニケーション不全
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返信が遅い
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指示が曖昧
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チャットが読みにくい
5. 料金・作業範囲の問題
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作業範囲外の依頼
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追加料金の未承認
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契約内容の認識違い
6. クレーム・厳しい指摘
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想像以上に厳しいレビュー
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語気が強いメッセージ
これらは副業者なら誰でも経験するものです。
トラブルへの基本姿勢 3原則
原則1:事実ベースで冷静に返す
感情的にならず、淡々と状況を整理する。
原則2:必ず文章で記録を残す
DMだけでなく、チャット or メールで履歴化する。
原則3:相手の意図を確認してから動く
「こう解釈しましたが合っていますか?」という一言が重要。
トラブル別の具体的な対処法
1. 要件の認識ズレ
状況
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デザインや文章の方向性が違う
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指示が曖昧
解決策
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相手の意図を再確認
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文章で作業範囲を書き起こす
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修正点を箇条書きにする
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提出前に再確認をもらう
返信テンプレ
「いただいた内容を踏まえ、修正方針を以下に整理しました。
ご確認の上、問題なければこの方針で進めます。」
2. 納期トラブル
パターンA:クライアントが急に納期を早めてくる
現実的に無理なら受けてはいけません。
返信例
「スケジュールの都合上、当日の対応は難しいため、
明日〇時の納品であれば可能です。」
パターンB:自分が遅れそう
正直に、早めに報告するのが鉄則。
返信例
「進捗状況をご報告します。現在〇%で、
予定より遅れているため、〇日〇時の納品となります。」
黙って遅れるのが最悪のパターンです。
3. 修正が多すぎる(無限修正)
問題点
作業範囲が曖昧なまま進んでしまった可能性が高い。
対処
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修正回数を明確に提示
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無償の範囲を明確化
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追加費用を丁寧に案内
返答例
「本件は初回のご依頼範囲を超えているため、
追加作業として〇円にて承ります。」
4. コミュニケーション不全
相手の返信が遅い場合
催促は丁寧に。
例
「確認事項があるため、ご都合の合うタイミングで
ご返信いただけますと助かります。」
指示が曖昧な場合
必ず細かく質問する。
例
「念のため伺いますが、以下の解釈で問題ないでしょうか?」
5. 作業範囲外の依頼・追加料金問題
典型例
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「ついでにここも直して」
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「少しだけ変えてほしい」
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「これもお願いできますか?」
対応
丁寧に追加料金を案内すれば問題ありません。
例
「こちらは当初の作業範囲外となるため、
追加費用〇円にて対応可能です。」
6. クレーム・強めの指摘
大切なのは“まず落ち着く”こと
クレーム対応の基本
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否定せずに聞く
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改善点を整理する
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代替案を出す
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期限を提示する
返信例
「ご指摘ありがとうございます。
ご不便をおかけし申し訳ありません。
以下の方針で改善案をまとめましたので、ご確認ください。」
トラブルを未然に防ぐための事前対策
1. 最初の段階で「作業範囲・料金・修正回数」を文章化する
曖昧なスタートはトラブルの元。
2. 進捗報告を定期的にする
相手の不安が減り、トラブルが激減。
3. 提出前に「意図確認」をする
方向性ズレを防げる。
4. 夜間の連絡方針を決めておく
連絡タイミングが明確になる。
5. 作業ログで自分の負荷を把握しておく
無理な受注を避けられる。
トラブル対応のNG行動
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感情的になる
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既読スルー
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調整せずに勝手に進める
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納期を黙って遅れる
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口頭だけで進める
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曖昧な返答をする
これらは信頼を一気に失います。
まとめ
副業でトラブルは避けられません。
しかし、正しい対応ができれば評価は下がりませんし、
むしろ信頼を獲得する機会にもなります。
重要ポイント
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認識ズレは文章で明確化する
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納期問題は“早めの報告”が鉄則
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追加依頼は追加料金を案内
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クレームには代替案で返す
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すべてログに残す
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感情を持ち込まない
トラブル対応の質が上がると、
副業の継続率・単価・信頼がすべて向上します。
