Web制作の初案件の進め方|未経験でも迷わず納品まで進められる実務ガイド
初案件は「進め方」を知っているだけで安心できる
Web制作の初案件は、
スキルより “進め方の知識” が大事です。
- 何から始めればいいのか
- 何を確認すればいいのか
- 納品までどう進めるのか
- 連絡はどうすればいいのか
ここが曖昧だと、不安が大きくなり、
手が止まってしまう人が多いです。
しかしWeb制作案件は、
流れが決まっている仕事 です。
この記事では、初案件を安全に進めるための手順を
最初のメッセージから納品・請求まで全部解説します。
ステップ1:契約前に必ず確認しておくこと
初案件で一番トラブルになりやすいのは、
最初の「条件確認」を怠ることです。
最低限チェックする項目
- 作業範囲
- 納期
- 納品形式(zip・GitHub・サーバーアップなど)
- 修正回数(2〜3回が一般的)
- 料金(追加費用の条件も含む)
- 連絡方法(Slack・ChatWork・メール)
最初にここが明確なら、後の作業が驚くほどラクになります。
ステップ2:ヒアリングで「認識のズレ」をなくす
ヒアリングの目的は、
“求められているものを正しく理解する” ことです。
確認する項目
- ページの目的(集客・資料請求・ECなど)
- ターゲット層
- 好きなデザインの参考サイト
- NGカラー・NGデザイン
- 競合サイト
- 文章(クライアント提供 or こちらで作成)
- 画像・ロゴの有無
ヒアリング結果は「文章」にまとめて送り返し、
認識が合っているか必ず確認します。
ステップ3:ワイヤーフレーム作成
ワイヤーフレーム(構成案)は
ページの設計図 です。
ワイヤーが必要な理由
- 認識ズレを防げる
- デザインの修正が減る
- コーディングが進めやすい
CanvaやFigmaを使えばOKです。
作る内容
- セクション構成
- 見出し
- テキスト配置
- 画像の位置
「細かなデザイン」は不要。
ざっくりした骨組みで十分です。
ステップ4:デザイン案を作成する(1案でOK)
ワイヤーが承認されたらデザインに入ります。
初心者が意識するポイント
- 色は3色以内
- フォントは2種類以内
- 余白を広めに
- CTA(ボタン)は分かりやすく
- モバイル版も必ず作る(最重要)
提出時のメッセージ例
「ワイヤーフレームを元にデザイン案を作成しました。ご確認いただき、修正点があれば遠慮なくお知らせください。」
ステップ5:デザイン確定後にコーディングへ
ここから技術作業になります。
進め方
- HTMLで骨組み作成
- CSSでデザイン反映
- レスポンシブ対応
- 画像最適化
- アニメーション(必要なら)
初心者に多い間違い
PC版を作り込んだ後にスマホで崩壊する
→ 最初から“スマホ表示”を意識したほうが早いです。
ステップ6:提出前の最終チェック(スマホ優先)
初案件で最も多いトラブルが
スマホ崩れ です。
チェックポイント
- 文字の大きさ
- ボタンは押しやすいか
- 画像が切れていないか
- 行間・余白は適切か
- 全体の読みやすさ
- フォームの動作
可能なら、家族や友人にもチェックしてもらうと安心です。
ステップ7:納品(zip or GitHub)
納品時に送る内容
- 完成ファイル(zip)
- 公開URL(Netlify・Vercelなど)
- スマホ・PCでの確認報告
- 作業内容の説明
提出文例
「PC・スマホともに表示崩れがないことを確認しております。万が一気になる点がございましたら、遠慮なくお知らせください。」
ステップ8:請求書を作成する(簡単)
請求書は以下のツールが便利です。
- freee
- misoca
- Canvaテンプレ
記載内容
- 作業範囲
- 納品日
- 金額
- 振込先
PDFで送るのが一般的です。
ステップ9:納品後の“ひとこと”が継続につながる
納品後に
「軽微な修正は数日間対応します」
と伝えるだけで信頼が上がります。
さらに
「スマホ表示を中心に追加改善案を提案します」
などの一言があると、継続依頼につながりやすいです。
初案件で“絶対にやってはいけないこと”
失敗例
- 連絡が遅い
- 修正依頼に対して不機嫌な返事
- デザインを勝手に変える
- スマホ対応を軽視する
- テスト提出が雑になる
初案件で大事なのは
スキルより、誠実さと丁寧さ です。
初案件を成功させるためのチェックリスト
- 作業範囲を確認した
- ヒアリング内容を共有した
- ワイヤーを作った
- デザイン案を提出した
- 修正を反映した
- コーディングを完了した
- スマホ表示を確認した
- 納品形式に合わせて提出した
- 請求書を送った
- 納品後フォローをした
この流れさえ踏めば、初案件は必ず乗り越えられます。
まとめ
Web制作の初案件は、
「進め方」を知っているかどうか が成功の分かれ目です。
流れ
- 条件確認
- ヒアリング
- ワイヤーフレーム
- デザイン案
- コーディング
- 最終チェック
- 納品
- 請求
- アフターフォロー
この順番どおり進めれば、未経験でも迷いません。
