経費計上は「節税」ではなく“正しい帳簿づくり”のために必要
副業を始めると必ず出てくるのが
「どこまで経費にできるのか」 という悩みです。
結論は非常にシンプルで、
仕事をするために必要だった支出は経費にできる
これだけです。
難しい専門知識は不要で、
「目的」が仕事に関係していれば経費にできます。
この記事では、
副業初心者がつまずきやすいポイントだけを整理して解説します。
経費とは?(超シンプルに解説)
経費とは、
収益(売上)を得るために使ったお金 のことです。
例
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パソコン
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書籍
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作業スペース代
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ソフトの月額料金
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交通費
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業務に必要な道具
プライベートではなく、
“副業のために使った” という理由があるかどうかが判断基準です。
副業でよく使う勘定科目はこれだけで十分
税務では細かい科目がたくさんありますが、
副業ならこの5つだけ押さえればOKです。
1. 消耗品費
1つ10万円未満の備品
例:パソコン、周辺機器、モニター、マウス、キーボード
2. 通信費
インターネット・スマホ料金の“業務使用分”
3. 旅費交通費
電車・バス・ガソリン代・駐車場
4. 研修費・図書費
書籍・Udemy教材・セミナー費
5. 雑費
分類に迷う細かい支出
深く考える必要はありません。
「どれにも当てはまらない=雑費」でOKです。
経費にできるか迷った時の判断基準
迷った時は次の2つだけ考えればOKです。
① 副業のための支出か?
→ はい → 経費
→ いいえ → 私的支出
② 副業とプライベートが混ざる場合は按分する
→ インターネット代
→ スマホ料金
→ 家賃の一部
などは、
“仕事で使った割合” のみ経費にできます。
例)インターネット料金 月5,000円
仕事で使う割合50% → 経費は 2,500円
IT副業でよくある「経費になるもの」一覧
IT副業に特化した経費例をまとめました。
パソコン・周辺機器
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パソコン本体
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モニター
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キーボード
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マウス
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外付けSSD
(10万円より高い場合は減価償却)
ソフト・ツール
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Canva
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Adobe
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ChatGPT有料プラン
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マネーフォワードクラウド
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VSCode の有料拡張
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Notion有料版
学習関連
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書籍
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Udemy
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テック系スクール
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オンライン講座
作業環境
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インターネット料金
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スマホ代
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電気代の一部
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家賃の一部(作業部屋がある場合)
外出時
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カフェの飲み物代(作業目的の場合)
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交通費
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打ち合わせの飲食代(業務の場合)
どれも副業をするために必要と判断できれば経費になります。
経費にできないものの代表例
次のような“明らかに私的”なものはNGです。
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家族の食費
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私的な旅行
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家具・家電(仕事利用が明確でない)
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私用の洋服
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日常の外食
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趣味のための費用
「副業のための支出かどうか?」が明確に説明できるものだけが対象です。
領収書がない支出はどうする?
店でレシートをもらい忘れた場合は
自分でメモを残せばOK です。
必要な情報
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日付
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金額
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内容
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支払方法
メモをレシート代わりにすれば問題ありません。
経費計上でよくある失敗
① プライベートと混ざって混乱する
→ 事業用カードを1枚作ると解決
② レシートを保管し忘れる
→ マネーフォワードでスマホ撮影が最強
③ 年末にまとめて処理してパンク
→ 毎月10分で確認すれば圧倒的に楽
④ 科目の分類に悩む
→ 税務署は大分類を気にしない
→ 迷ったら「消耗品費」「雑費」でOK
経費の管理は会計ソフトが圧倒的に楽
手書きやExcelはミスが出やすく、
確定申告前に必ず混乱します。
おすすめ
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マネーフォワードクラウド
→ 自動連携が強い -
freee
→ 初心者にとても使いやすい
銀行・クレカ・PayPayを連携すれば
記録が自動化 されるため、
“見るだけで経費処理ができる”状態になります。
まとめ
経費計上は難しいものではなく、
「副業のために使った支出かどうか」
が判断基準です。
ポイント
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経費=収益を得るために必要な支出
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インターネットや家賃などは按分
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迷ったらメモがレシート代わり
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毎月10分の記録でストレスゼロ
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マネーフォワードやfreeeで自動化すると楽
経費を正しく計上できれば、
確定申告の負担が大幅に減り、
副業の収益を最大化できます。
